今日も生きてる

J-POP恋寄席(第一回)

〜お番組〜
吉祥亭満月岡田斗司夫)『息子はつらいよ ゲド戦記の巻』
三遊亭白鳥 『落語体操』『火焔太鼓

<お仲入り>
吉祥亭満月×三遊亭白鳥 対談
三遊亭白鳥『死神 J-POPスペシャル』


白鳥たん!白鳥たん!
久しぶりに動いて喋る白鳥たんを見られる、というだけでも心がバスケのドリブルくらい弾みました。予想していたことでしたが、客層の若さと場所のおしゃれさにおおーーーっと思う。

ずっと見たかったのに白鳥ファンが少なそうな所でしかやってくれないから逆に今まで見られなかった観客参加の『落語体操』。やれてうれしかった。特にそばの仕草の練習が。


『死神』のミラーボール回っちゃうよスペシャル演出は良かったです。演出の域を超えて壮大な展開が加えられた白鳥版『死神』、もともと大ネタな『死神』を上回る大ネタでした。成る程新解釈。イタリア歌劇を出典としているだけに、西洋的な新設定が意外と合うね。あれだけ奥さんのキャラが濃いいってのも革新的。


死神のインパクトが強すぎてネタもキャラクターもわりと被ってる『火焔太鼓』の記憶がうすれ気味なのが南天のど飴。あとやはり初回だけあって出演者がまだのびのびやれてない感じ、そしてスタッフの段取りの悪さは否めなかったですね。でも人のこと言うのが怖い24日は席亭です。終演後には白鳥師からCDにサインを頂く。わーい。


今日のおさらい会@うわさの『海峡』は会話の内容含め各派合同オール女子落語部の体裁。イコール妄想率うなぎのぼり。ふじょし並の発想で数々の落語家を妄想の餌食に(オイ)。妄想の中での役所を勝手に決め合う(電波)。Iさんが池袋在住で白鳥担当だとしたら、じゃあ私は地元が一緒ってことできょんきょん担当いいですか。


その場にいる全員が1996年放送の志らく師匠真打昇進特番『全身落語家宣言』を見ている。同じ黒でも三度染めの黒さで濃い。机を指でトントンやる仕草はわれわれにとって紙相撲を意味する。落語家ネタが通じすぎです。初めての落語は誰だったか、という話で皆がわりと「前衛的なところ」から入ってるので「私は末廣亭の雲助トリですよ」とえばると「本寸法だね〜」。チーム志らく派からはピンのパンフレットとか手ごね不動院とか刊行物のコピーやら国立演芸場の芸人カレンダーやら色々頂く。
Aさん「落語協会二ツ目カレンダー出してくれたら買うのに」
私「それ誰が買うんですか!マニアックすぎるよ!!」
Aさん「前座のカレンダーも」
私「人数足りないよ!」
Aさん「じゃあ四派で」
私「ああ、アリかも!」
ナシです!
・・・いや、同人誌的に作って圓朝祭で売るとか?


某女史の「だって私お風呂でそばすする練習たまにしてるよ」という発言に「○さんも!?私も家で暇な時思わずやっちゃう」と同意。白鳥師匠いわくポイントは「梅干しが20個口の中にあると想像してつばをためる」「机にこぼしてしまったジュースをすするイメージで」だそうです。