今日も生きてる

このはてなダイアリーは私による私自身のための「私まとめサイト」です


ここ数日いろいろな作品を積極的に摂取する日々を過ごしています。それでそういう作品観賞を通して私には四つのツボ要素がある事に気付きました。

  • 一つ目の要素は「女子高生」と「思春期の女の子」です。もちろん性的じゃない意味で!なんというか、私にとって高校時代はゆるぎなく特別で、あそこで培ったものが永遠不滅に自分の原点で、いまでも母校の制服とか見ると無条件にキュンと来てしまいます。アイドルもその路線で好きなのだと思います。自分や自分の大好きだった人達の面影を重ねたり、あんなに格好よくて素敵な女の子になりたいなぁという憧れだったりです。思春期でテンパってたり、何かに必死だったり、強くなりたい、前に進みたい、大人になりたい、大事な人や物を守りたい、というような想いを抱いてもがいてるような女の子が好きなのだと思う・・てな事を東京事変の新曲DVD『閃光少女 [DVD]』を衝動買いして思いました。ちなみにうちの学校の標準的服装は女子:カーディガン/セーター/ブレザー、男子:ブレザーだったので、自分にとってセーラー服及び学ランはどうもリアリティに欠けてしまう為、いまいちドキドキできません。

その他具体例:
花とアリス』、『スワロウテイル』のアゲハ(伊藤歩)、よしもとよしとも青い車』のこのみ、魚喃キリコの『blue』、『リバーズ・エッジ』、『少女革命ウテナ
<以下現役高校生の時以来読んでない/観てないので今みたら印象変わるかも知れないけど好きだったもの>
『掌にダイヤモンド』/桜沢エリカ、『先生!』/河原和音、『バウンス ko GALS』/原田眞人監督、『釦(ボタン)』『nico says』『好きさ好きさ好きさ』/小野塚カホリ、『少女ケニア』『ネオンテトラ』『ワレワレハ』/かわかみじゅんこ

  • 二つ目の要素は、「おっさん」です。いや、おっさんて...あ、待って、ひかないで!ひかないで!話を最後まで聞いて!・・元々子供の時からませてたので同年代の友達と遊ぶより、学校の先生、親の友達、部活の先輩など、周囲の大人にかまってもらうのが好きでした。人格が形成される思春期時代、自分と真面目に向き合って支えてくれたのもやっぱりそういう大人の皆さんで、尊敬の気持ちからそのまま男の人として「格好いい」という意味でもよく憧れていました。もちろん、そんな子供を真剣にかまってくれるような大人は当然とても優しいしね。それで、自分より賢くて尊敬できるような大人の人が、不器用な面や繊細な面を見せてくれた時のギャップ萌えときたらたまらんでしょ!秒速ノックアウトでしょ!という感性が育っていました・・つう事を『ある日、ダウニング街で』のビル・ナイが愛しくて倒れそうになりながら痛感しました。ビル・ナイとか、アラン・リックマンとか、ゲイリー・オールドマンとか、ジェレミー・アイアンズとか英国の演技派名優なおっさんはヤバイ・・超かっこいい。それに落語家好きになってから、致命的にこのおっさん好きが進んだと思う・・落語家は素敵おっさん天国。男の人として格好いいというのもあるんだけど、父性オーラを漂わせてる人には実年齢差問わず父的な意味でも抱かれてえ、おんぶとかして貰いてえ・・等といろいろ問題ある妄想をしてしまいます。

その他具体例:
アメリカン・スプレンダー』のポール・ジアマッティハービー・ピーカー、『ラブ・アクチュアリー』に出てくるおっさん達(ビル・ナイアラン・リックマン)、『レオン』のジャン・レノゲイリー・オールドマン(役としては不器用とか繊細じゃないけど、役者としてあそこまでやる真摯さと感性に惚れた)、『不滅の恋/ベートーヴェン』のゲイリー・オールドマン(超ヒネくれててツンデレベートーヴェンがベネ!)

  • 三つ目の要素は「アンチヒーロー」です。たぶん原点を遡ったら、FF4のセシル*1とカイン*2とかにもいきつくと思う。信念に生きるも報われない孤独なヒーロー...きゃーーーかっちょいい!!『ヒミズ』(古谷実)の住田くんもチョーーー好き〜〜〜〜〜〜*3です。真摯に暗闇と絶望に戦う姿がかっこよすぎる。『ヒミズ』読むときは住田君にほれたもの同士として、かなり茶沢さんに感情移入して読んでいました。またアンチヒーローの中でも特に、「お嬢さん・・マスクの下は見せられないんです」みたいな異形の人には滅法弱い。幽霊とか妖怪とか怪物とかが人間に恋をして、「だけどあなたを幸せにすることはできない・・一緒の世界では生きられないんだ」みたいなやつね!背徳と哀愁の色気ムンムンだよ!・・というのを乙一さんの『天帝妖狐』を読んで号泣しながら思いました。。夜木〜〜!!*4

その他具体例:
Vフォー・ヴェンデッタ』の”V”(ヒューゴ・ウィーヴィング)とイヴィー(ナタリー・ポートマン)、『ロスト・チルドレン』における大男ワンと少女ミエットの組み合わせ、『オペラ座の怪人』の怪人、F.F.コッポラ監督版の『ドラキュラ』におけるドラキュラ(ゲイリー・オールドマン)、『オーメン/最後の闘争』の大人ダミアン(サム・ニール/「愛する女の人を傷付けてしまう・・」って悩んでたあたりで「ムハーーーー!!」てなった)。『妖怪人間ベム』(あまりちゃんとは見た事無いけど漠然と好きです。真摯で紳士な感じが。)

  • 最後は何度も語っているように「フチメガネ」と「知性」という要素です。これはひとくくりです。関連して、職業的には先生、芸術家、作家、文化人などもツボ。そもそも何故メガネが好きかといえば、賢そうに見えるから、感性がありそうに見えるからだし、実際周囲の格好いい!と思う人達がかけていた憧れからいつのまにか好きになっていたからです。これは改めて何かの作品で思ったことじゃないし、今までも散々語ってきたので具体例は割愛。どうしても知りたいという奇特な方は昔答えたメガネ男子アンケートがあります。ゲイリー・オールドマン、プライベートではセルメガネなんですよ・・!!(興奮)こういうのとか超ヤバイ!!→海外のメガネ好きサイトにあるゲイリー・オールドマンのページ*5メガネ写真その2
  • まとめ:「私のツボは女子高生、思春期の女の子、おっさん、アンチヒーロー、異形の人、インテリメガネ」

たぶん、「おっさん」、「アンチヒーロー」、「異形の人」の共通項としては、哀愁と陰に惹かれていて、「ぎゃーー!いますぐ走ってって後ろから抱きしめたい!!」テキな衝動にかられます。なぜ後ろからなのかというと、やっぱり孤独を醸し出すのは背中とか横顔じゃないですか。その去り行く背中を追いかけたいじゃないですか。「全身全霊で肯定したい!」って私の子宮が言いますよね・・。「その手を暖めるのは私じゃ駄目ですか!」とか。エヴァ綾波さんみたいに「私が守るもの」くらいの事をあえて言ってみたいわー。『ロスト・チルドレン』なんか「夢の中まであなたを守ってあげたい・・・。」がコピーですよ!超シビれる!すっごい年上の人とかも「手が届かない」という意味でたぶんずっと憧れてる。人生の目標の一つは幼妻になる事だったのに、先日友人から「もうその年じゃ幼くないのでなれない」といわれて愕然とした。やっと犯罪じゃない年頃になれたと思ったのに!幼妻適齢期はやすぎる!

*1:暗黒騎士時代の

*2:裏切った時の

*3:茶沢さんの名台詞

*4:『天帝妖狐』に出てくる異形の主人公

*5:検索で出て来たんだけど何このサイトーー!!!酸欠!