今日も生きてる

作ったプレイリストその1『おやすみのうた』-Bed Time Songs-

1.Interlude/宇多田ヒカル/First Love
(「喜び 悲しみ 感動 切なさ・・」ていう、のちのアルバムで『言葉にならない気持ち』という曲になる仮曲のイントロ部分です)
2.Eternal Memories/Crystal Kay/C.L.L -Crystal Lover Light
3.放課後の音楽室/GONTITI/image
4.旅人たち/小沢健二/球体の奏でる音楽
5.JUSTIN/THE BOOM/TROPICALISM -0゜
6.水色 UA 11
7.遠い君の家/バンバンバザール/BAN BAN BAZAR 4
8.とぎすまされた心で/神森徹也/GREATEST HITS
9.月夜の散歩/エレファントカシマシ明日に向かって走れ -月夜の歌-
10.砂の岬 Ponta de Areia/THE BOOM/TROPICALISM -0゜
11.Tout le jour, toute la nuit/Patrick Bruel en duo avec Kahimi Karie/Entre-deux... (Disc 2)
12.Moonchild/Cibo Matto/Stereo Type A
13.Guilty/Al Bowlly/Amelie
14.Now At Last/Feist/Let It Die
15.I Won't Last A Day Without You/椎名林檎 with 宇多田ヒカル/唄ひ手冥利〜其ノ壱〜 森pact disc [Disc 2]


テーマは「寝る前に聞きながら寝るCD」で、序盤は心をさわやかに静かにするような感じ、その後後半に向けてどんどん眠くなり、最後の方の英詞もので誘眠作用を意図。個人的には「放課後の音楽室」から「旅人たち」が美メロギターでつながる所と、全曲リピートにすると「I Won't〜」の最後と「Interlude」の最初が「携帯音と街の雑音」でつながる所、あと林檎・宇多田→宇多田→Crystal Kay→林檎って一周する流れは結構気に入ってます。結局南極最後まで聞いて眠れなかったとしたら、「I Won't Last A Day Without You」!なーんて歌詞で終わるのもロマンチックでいいじゃなーいとか。ちなみにこのプレイリストの名前は当初、「おやすみのうた」だったんですけど、CD焼くとき版面デザインするソフトがアメリカ製で「日本語打てない」という罠があり、ピチカートの日英タイトルよろしく、版面用に「Bed Time Songs」なる英題を作ってつけました。その版面も無駄に2パターン+1アレンジあって、 緑の方は「華は無いけど親密な感じ」、青い方は「かわいいけど軽めだなぁ」と迷ったあげく、いまだにどれがメインなのかは決めかねています。 緑の元絵はMunch(ムンク)の"Night at St. Cloud"、青は"Starry Night"です。ムンクの夜もの連作が大好きなもので。


2009年2月18日追記:
こっちにも更に追記しちゃうよ!(アンテナとかRSSに入れてないと最終形態が読めないのが此処の日記だと思って、まだの人はもういい加減諦めてポチッと追加してください!)


7.バンバンバザール『遠い君の家』:BBBってあんまり知られてない(他の人が語ってる所とかを全然お見受けしない)んですけど、超いいバンド&名曲ぞろいなので「なして?!」と思っています。男の人が歌ってるんですけど、大体のラブソングでよく、「ォオーー!男心てこういうものかなー!」とか「わたしもこんな風に想われたら女冥利だなー」などと思ったりしていて、ほろ甘苦い歌詞にじーんとくる・・。しかもヴォーカルの人の声がすごいブルースとかジャズ向けの説得力ある声してて、格好よくって、優しくて、ソウルフルで、切なくて、イイんですよねぇ。

愛しい人よ どうぞ泣かないで 泣いてばかりいて かける言葉ない
でも愛しい人よぐっすり眠って 朝になったらさ 忘れてるに決まってるさ
悲しい気持ち誰でも同じ だから あなたの事もすこしわかる気がして
眠れなかったらいつでも呼んで 飛んで行くからさ赤信号ぶっ飛ばして
嘘っぱちのSOSで やって来たのさ遠い君の家
それでもいいんだ 会いたくなったら 嘘も本当も うその本当のうそのうそ
夜に話した二人だけの約束も 誰かに聞かれたら笑われるラブコメディさ
眠らず走る 車の音 世が明けるまで続くよ 無駄話
『遠い君の家』/バンバンバザール4

特に「悲しい気持ち誰でも同じ だから あなたの事もすこしわかる気がして」ていうところが、すごい好きです。自分が、「哀しい・悲しい」とか思うのは、一元的にはネガティブなものなわけだけど、その感受性をうまいこと利用したら、「他人の痛み」が「理解る」ということにもつながって、「ああ、それであなたのことがわかるなら、この痛みを知ってる感受性も悪い事じゃないよね」みたいな気持ちになれるので、お気に入りの歌詞。


11.Tout le jour, toute la nuit/Patrick Bruel en duo avec Kahimi Karie/Entre-deux... (Disc 2)
は、渋谷系でもオッシャレーでもサブカルでもなんでもないフランス人男子から、フランスではフツーに有名シャンソン歌手らしいパトリック・ブリュエルさんという人のCDを借りたら、ナント、我らがカヒミ・カリイさんとのデュエット曲が入っててびっくり!した一品。これ、すごいかわいくて素敵な曲なのでオススメー!ささやき声で(カヒミだしね)静かで温かでかわいくて幻想的で夜っぽい感じの曲なので、正に寝る前に丁度いい感じ。歌詞は、フランス語を勉強してた当時は理解していたはずなのですが・・今はよくわかりません。たしか、「毎晩、毎日、君のことを思ってるよ...君の事以外考えられないよ...」みたいな感じだったかと思います(超うろ憶え)。このアルバムはシャンソン名曲カバー&デュエット集なのですが、他にもZazieさんとのデュエット曲『J'ai Ta Main』*1とか楽しくてとってもよいです!
Entre Deux