今日も生きてる

愛と誠と大失恋


私は今まで数多の大好きなはてなダイアリーが揉め事や色々な事情で閉鎖するのを見てはとてもやるせない気持ちになっていました。しかし、定期観測して下さっている方はご存知の通り、この度自らが当事者となって揉め事を起こし、ある方の閉鎖を招いてしまいました。ちょっと余りに衝撃を受けたので、自分もしばし頭を冷やす為にプライベートモードにしました。


私は自分の知的能力の全てを、愛するものや人に対して誠実であることにそそがんと思っていたのに、何をとち狂ってしまったのか。幼稚な正義感という名の刃を、なぜあの方のような心ある人に振りかざしてしまったのかと今でも後悔先に立たず、という気持ちです。


問題になった削除済の日記の中で何度か留意していましたが、私はその方が本気で簡単に人を見下すような人ではないと、個人的友人として知っていたにもかかわらず、しかし、「このような書き方ではまるでこのように感じが悪く聞こえる」という揚げ足とりで以てその方を無為に苦しめました。元記事が批判の対象とした方々の事を本気で擁護したいという気持ちからでもありました。「この方はこんな人ではないはずだから、説明すればわかってもらえるはずだし、私が理論的におかしければ適宜訂正してもらえるに違いない。このままでは他の人にこの方が誤解されてしまう」と、勝手に色々とんちんかんな事も想像していました。また、この方が普段から、(私の目には)クールで、気っぷが良くて、良い意味で毒吐きの混じった会話も楽しめる方として映っていたので、私が行き過ぎた事を言っていれば、「呆れ笑いで一笑にふしてくれるのではないか」という甘えさえ持っていました。「感情的にはならずに対応してくれるだろう」という事を前提にしていました。しかし、現実として返って来たのは、私はまったくこの方の心を正しく思い遣っていなかったという事でした。大好きだった方の日記が、まさか自分の愚行によって閉じられるような事態になるとは思ってもいませんでした。


その方が日記を閉じられてから、それぞれの日記を読んでいらっしゃった方より「部外者が何を言っても駄目かもしれませんが、両方とも好きな日記だったので誠に残念です」というメールや、心配のメールを頂きました。単に、あの方一人のお気持ちを著しく害しただけでなく、その日記を読んでいらっしゃった方の楽しみまで奪った事を考えると、何をしても償いきれない罪を感じます。時間は戻せませんし、今、その方が、何をどこまで考えてらっしゃるか、正確には計りかねますので、とにかく私はこの場を借りて謝ることしか出来ません。本当に本当にごめんなさい。そして、今まであの方がお書きになった全ての日記と、友人としてのお心遣いに、心から感謝と敬意を込めて、有り難うございます。


最後に、当事者の私がこんな事を言うのは大変おこがましく、傲慢で最低な告白かもしれないですが、私という名のバカと事故ったついでに聞いてくれますか?
願わくば、また、それが未来のいつか、どこか違う場所になっても、私の知らない誰かとしてであっても、あの方に日記を書いて頂きたいというのが正直な気持ちです。ある程度の期間日記を書かれていた上で、私との件以外にも、今まで何かしら嫌な思いをされた事はあったと思います。しかし、あの方にとってブログ書きは大事なご趣味だったであろう事もそうですが、ご当人の感知していない想いを含め、あの方に対する「大好き」や「ありがとう」が、その逆よりも、この世にはたくさん在っただろうと思うからです。


もちろん、ご本人のお気持ちと決定が全てであり、それが最優先ですが、私にメールをくれた方のように、インターネット(を通じて多くの人が)LOVED YOUだったし、STILL LOVE YOUなのだから、いつでも帰ってきてほしいYO!とか言ったら正直すぎてヒンシュクですか・・。わたしはこれだけ痛い目にあってもまだ空気読めない子として要反省ですかね・・。もう私は絡みませんから。いや、しんどかったらこんなインターネットなんぞ見ずにご自愛ください。お幸せに、お元気で、楽しく生きていてください。帰ってこられても、帰ってこられなくても、今でも好きですし、申し訳ないですし、感謝しています。