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文化系トークラジオLife7/20/08『方法としての体育会系』レポその3


押忍!これで最後だよ!Lifeリスナー以外には意味分からなくてごめんね!(でも興味持って聴いてくれたらうれしいよ!ジョイナス!)以下は読まれなかった投稿を発表&記録forマイセルフしておくコーナーです。

文化系トークラジオ Life: 2008/07/20「方法としての体育会系」 アーカイブ


1.(脚注は今回記事にする際補足したものです)
「アメリカでは太っていると出世出来ない」という話ですが、アメリカでの肥満と日本での肥満はケタが違うので、これは日本に当てはめたら百人に一人くらいのレベルで太っている人を指していると思います。ただ、アメリカでは貧困層ほど太っているのは事実です。格差のある地域間を連続して見て回ると、貧しい町内ほど有色人種が多いこと、そして太っている人が多いという傾向が目に見えてあるのがショックでした*1。有色人種格差の根深さをいまさら説明することはないと思いますが、太っている人に関しては、貧困のイメージとすぐに結びつきませんよね。しかし、いまのアメリカで一番安い食事=カロリーが高く品目が少ないファーストフードだからです。たとえば公立校の学食などは低学年からファーストフード目白押しです。大学でもちゃんとした食事が出来る場所は高く、学生はもっぱらファーストフードを食べています。日本のように「給食は栄養士がバランスのとれた献立を考える」というシステムが一般的でないからです。また、もっと広範囲での地域格差でいえば、都市部の人ほど痩せていて、田舎の人ほど太っています。田舎では貧富の差問わずコテコテのアメリカンフードしかないからだと思います*2。つまり太るような食事をしているということは、自己管理能力だけでなく出自や文化レベルも関わってくるので、日本で考えられる以上にマイナスイメージが強いのではないでしょうか。


2.(なんかこれが自分的には一番気に入ってる投稿/ガチで筋トレランニングしてからすっきりした頭で書いた)
子供の頃からクラスで一番足が遅くて、運動会とかマラソン大会とかはすごく嫌でした。球技は好きだったので、小学校の時はサッカーやったりもしましたが、体が女らしくなっていく過程で出るとこがどんどん出てきてしまい、運動がすっかり苦手に。多感な中高生時代は、安保でマッチョで柔道やってた父が、「もっと運動しろ」とよく言ってきたりして、大人や体制への反抗心と、運動への嫌悪感がガッチリ結びついていました。しかし25歳の今、そんな自意識は卒業し、「いや健康管理って大事だよねー」と素直に受け止めています。筋トレやランニングも嫌じゃなくなりました。むしろ好きな音楽を聞きながら体を動かしたりするのって結構楽しい。当然十代の頃に比べて体力の衰えを感じ始めているし、女性特有のホルモン関係の事とか、いずれは子供も産みたいしなーとか、そういう変化も切実に実感しています。何かと頭でっかちな事にばかり気がいってしまうワレワレ文化系ですが、自分の心を見つめるのと同じくらい、体ともつき合っていかないといけないんですよね。特に、性と老化の問題は人生でいちばん影響を受けるファクターだと思います。人間である以上、絶対逃げられないし、結局体の状態って思想や気分ともつながっている。大事だって分かってるんだけど、なかなか自由にならなくて厄介なもの。だから今、昔の私みたいに「体育会系コワイ!」とか言ってる場合じゃなくて、自分のカラダとの付き合い方を、「方法としての体育会系」から学ぶことはたくさんあると思います。押忍!!


3.このテーマでまず直感的に思い出したのは、古谷実の『ヒミズ』一巻で主人公・住田くんが夜走るのを習慣にしている、という描写です。「走り終えたその後はいつも必ずいい気分になる/どんなに落ち込んでた日でも いい気分になる・・そして/『あ〜〜〜・・今日も精一杯生きた』・・と錯覚する/何でもない日が妙に充実する/実に体に良い現実逃避だ」、私はこのモノローグにすごく共感を覚えました。高校生の時、何かやり場のない気持ちになると、夜、ヘッドフォンで音楽を聞きながら、あてもなく自転車で走っていました。問題の根本的な解決にはならないけど、そもそも悩んだところで仕方ない事だったり..だけど、モヤモヤした気分でどうにかなってしまいそうで、ガス抜きだけでも十分救いだったりします。そういう時は腰をあげるのさえ辛かったりもしますが、なんとか一歩踏み出して、いざ体を動かしてみると、ちょっと頭の中がすっきりして、考えがまとまったりもします。たぶん科学的にいったら実際、脳波とか化学物質の作用もあるのでしょう。そういう体の仕組みと気分転換って侮れないよなーと思います。単に自分の体が運動することだけじゃなく、夜風の匂いをかいだり、星を眺めてみると、余分に肥大した自意識が小さくなって、世界と自分を見つめなおせる気がします。

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(余談:『ヒミズ』で受けた感銘を、「文化系としてはそういうの抵抗あるけど、とりあえず動くっていうのも侮れないよね」話と絡めて、どうにか伝えたかったのですが、なんか最終的に文学少女、乙(笑)みたいな感じに・・しかもハンドルの由来である池沢夏樹の『スティル・ライフ』もちょっと入ってる気がします。自分の世界観はまんまあの小説の影響を受けているので、心から実感している事を書くと必然的にそうなってしまのですけど。)


4.(これは完全に読まれることより資料提供を意識して書いた)(なんかここで書いたNike Sport Musicがあるサイトの違うコーナーが外伝2で紹介されてたので影響あったんか?)
体育会系もすなる運動といふものを、文化系の人々も始めんとするとき、きっとこだわってしまう事は、BGM、プレイリスト作りじゃないでしょうか。CDJournalの記事によると、最近ではウォーキングやランニング向けに編集されたCDやMP3があるとか。たとえばiTunesStoreでは、NIKEの提供で「Nike Sport Music」というコーナーがあり、レイ・ハラカミ、ファンタスティック・プラスチック・マシーン、LCD Soundsystemなど、文化系も聞き捨てならないアーティスト達が、運動向けに作った曲を販売しているそうです。好きな音楽に合わせて体を動かすのは原始的な衝動の解放というか、シンプルに快いものですよね。私の場合、Daft Punkの『Harder, Better, Faster, Stronger』、Perfumeの『エレクトロ・ワールド』、Underworldの『Born Slippy』、などを聞きながら走ると、気分はもう一人ロックフェス*3!って位にアガります。そのものズバリ、ウォーキングマシンを使って踊るPVがYouTubeで人気になったOk Goの『HereIt Goes Again』や、こちらもネットの配信から人気になった相対性理論の疾走感あふれる名曲『LOVEずっきゅん』、東京事変の『閃光少女』、チャットモンチーの『シャングリラ』などもいいです。歩く時はFISHMANSの『Go Go RoundThis World!』や『あの娘が眠ってる』、くるりの『ワールズエンド・スーパーノヴァ』。そしてお外の場合は、小沢健二スピッツサニーデイなんかよくハマります*4。パーソナリティの皆さんにとって「走り出したくなるような曲」といえばどんなものが思い浮かびますか?また、「体を動かす」というテーマでオススメの曲はありますか?


5.(放送中リアクションその1)
ウェブ中継で聞いています。初投稿が読まれ、かつ曲の間、黒幕が「色々面白いこと書いてくれている」的なことをおっしゃって下さっていたので、鼻血が出そうです。ありがとうございます。バンクーバーは飛行機乗らないといけないです!ヘッドか子宮かという話*5ですが、『Podcast予告その2』のエントリを見たとき、「精一杯『体育会系』っぽいポーズをとってみた左の二人(黒幕&charlie)に、瞬殺で子宮がときめいた私はもうこの好みから後戻り出来ないと思います。やっぱり王道は黒ブチメガネのインテリ男子ですが、サンボマスターの山口さんや、『ヒミズ』の住田くんとかを見ても、全力疾走で抱きしめにいきたくなります。自意識を抱えながらも、成長を模索している姿とか、ちゃんとした大人になりたいとか、愛する人を大事にしたいとかいう姿にキュンとします。あと私も中学のとき演劇部だったので、charlieの演劇部バナシとか出ると、色々共感する事が多いです。「先生、お芝居がやりたいです!」とかいう熱さで泣きながら稽古してました


(いま追記:このほかにも文化祭実行員とかやってて、終わった後皆で抱き合って泣いたりとかしてた。恵まれてるわー。女子としてはMOTEない青春だったけど異性の友達とか全然苦労してない。だから一つの作業に向かってのチームワークも宴会ノリも通って来た。でも年とったら飲みにいってバカやるとか駄目になってきたし、その後も長い付き合いが出来るかって言うと、あんまりそういうチームで出会った友人は残ってないんだよね。結局一対一のつきあいが出来ないと長持ちしない/文化系の友人は久々にサシで会っても、全然違う場所で生活してても、それぞれマイブームがあって話つきないし、そもそも話が面白いし、真面目に人生とか語っても尊敬できる人が多い/そういうのがない友人はコイバナくらいしか共通の話題がなくてマンネリ化する...こっちにネタがない時とか特に 笑...人間としては好きだけど、「この人といて楽しい!」っていう関係が続かない/あと奥手の人は謙虚な人が多いし、お互い干渉しない・束縛しない部分が暗黙の了解であったり気遣いと距離感覚がちょうどいい/子供の頃から毎日同じ人とトイレ行くだお昼食べるだとかそういう「親友でしょ!」みたいの苦手/深い付き合いが嫌なんじゃなくて、相互義務っぽいのが嫌/「好きな人が仲良くしてくれるなんてキャッホー!」っていう喜びを日々更新していきたい)


6.(放送中リアクションその2)
もう外伝も終わる時刻でしょうが、勢いで追記しておきます。
韓国では「おひとりさま」ありえないって話が出てましたが、私の住んでる地域は治安上、夜、女子が一人で出歩く事がありえない、という事情があります。東京にいるときは一人で映画館でもライブでも色んな所へ行っていたし、交通の便もよく、夜遅くでも出歩けて文化系活動を満喫していました。ザ・独立の国にいるのに、この点では、「いちいち誰かにエスコートしてもらわなきゃいけないなんて超不自由!」と思ってます。学校でさえ校内レイプ事件とかあって、大学の治安維持局から「けして夜一人で歩かないで下さい」という指導勧告があるくらいです。恐ろしすぎます。何より、傷害とか盗難くらいだったら「殺されなくて良かった」ですけど、性犯罪は何にもまして怖い。でも女である以上男の人よりもずっと危険性が高いっていうのが現実なので、自分の身を守るためには自由とか言ってられないです。どなたか海外在住(ヨーロッパのどこかの都市?)の方のメールで「サブカルチャーを楽しむのに東京は最高の街」みたいなものがあったかと思いますが、私も強くそれを実感しています。文化的な供給だけじゃなく、便利さや、治安も含めていえます。こういう事いうと「いや今の日本は・・」とかいう人も言いますが、やっぱりアメリカとはケタが違います。

*1:参照:有色人種に小児肥満傾向/参照:カリフォルニア州では低所得層の12歳以下の子どものうち14.1%が肥満で、全国平均の10.7%を上回る

*2:南部出身の知人曰く、外食する場所はアメリカンダイナーしかなかったそうです/彼と外食しにいった時、夕飯なのにうず高く積まれたホットケーキを主食として注文、その数時間後の深夜ピザを食べ出したのが衝撃的でした/参照:南部に肥満集中

*3:行ったことないけど

*4:ちょっとこのリストはもっとあるんで改めて記事にしようかなとかオモタ/はいはいレコメン大好きサーセン

*5:森山さん発言普段森山さんにはすごく共感してる方なのですが、今回は「文化系の方がつるまない?」といい、色々そうかな〜?ポイントがたくさんあります