今日も生きてる

『メメント』


観た直後の感想:
「いま、いまな、メメント、映画のメメントみて、ううううぇえええ!!!ってなった!!オチ衝撃すぎる!!!ブッハー!むっほーー!アッパッパーーー!」
今:
オチが破壊力大すぎてネタバレなしで感想とか書ける気がしない。いろいろすごかったよ。凝ってたよ。込み入ってるのにスピード感もあったし。それでラスト即効性の打撃でバーンてぶん殴られてから、次の瞬間には遅効性の毒のようにじわじわとした痛みがやってきて、人間の仄暗さや業や生きることの後ろめたさを思った。
思いっきりネタバレしてるので未見の人はリンク先飛ばないでほしいけど、秀逸だと思ったジャイアント白田さんのCinemaScapeレビューからキモの部分を抜粋しておきます(ネタバレ部分は「(・・・)」で略します)(日本語的に誤字脱字っぽい箇所があったので言葉を補ってます)。

そこには、人類が何故戦争を繰り返すのかが、歴史は繰り返すのかが表現されていると、私は感じた。都合の良いように神を持ち出し土地を占領することしかり、原爆の大量虐殺を棚上げすることしかり、…(echo)…(fadeout)  (fadein)…しかり、名前を改ざん裏口入学しかり、(・・・)。人類史が凝縮されていると言っても過言ではない。人類史とは人間の本質にあるのだろう。

(主人公)レナードって一体?
見るたびに多少解釈が変わっていくだろう。が、現時点での私の見解はレナードは「人そのもの」だと言う事に尽きる。・・・この物語は人の本質に違ったアプローチで迫った志しが高い映画だと私は思っている。彼は私でありアナタである。

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