M.I.A.のライブに行って来たよ!
11/09 at The Wiltern in Los Angeles
いろいろ知り合いに声かけてみたが全滅、のち結局弟に頼み込んでついて来てもらった。だってダウンタウンLAでライブハウスで夜9時スタート深夜0時終了って女子一人で行くの危険すぐる。物販で並んでる時、米人に声をかけられ、「いいTシャツ着てるね*1。俺の前に並びなよ」までは良かったんだけど、「ほらおいで」とググーッと引き寄せられ、ピッタリ密着して肩を抱かれ、Tシャツから出てる二の腕をもみもみされたっつーの。「んだよナンパかよ..」と思ったけど変におぼこアピールして付け入れられるとメンドイので、堂々と「あら、ありがとう」とにっこり笑い、最前列にゴー。そのナンパ男子は後ろにいるマイブラザー*2を見て「連れアリ」と思ったのでしょう、あっさりフェイドアウトしてくれました。アメリカ在住6年でたくましくなったぜ..。わたし欧州人の挨拶キスとか余裕で対応できます。でも日本だと素に戻ってしまって、キスとかハグどころか、「電車で妙齢のすてき男子が隣り座る」だけで、今でーもドーキドキしちゃ〜う*3という女の子の不・思・議!妄想じゃなくてマジ接着面にピリピリ電流はしるからっ!
※以下セットリストや演出のネタバレ注意
- 去年2/7東京の恵比寿リキッドルームのM.I.A.ライブに行ったときは、「前座30分×2組( Shing02+DJ A-1、AFRA&INCREDIBLE BEATBOX BAND)→1時間待ち→M.I.A.1時間という、単独っつーか対バンじゃないか・・みたいなことになった。 」のだけど、今回も前座二組の持ち時間が8時の開場から各1時間くらいずつあって、M.I.A.の持ち時間は1時間半くらいだった..いつもこうなの..?今回は二階席だからまだ良かったけど、恵比寿の時は立ち見最前だったから辛かったなあ。
- オープニングで(米政府批判として)外○恒一氏の政見放送字幕付きで流されたので吹いた。M.I.A.反ブッシュ政権を公言していて、アメリカから入国拒否された事もあり、ファン達も反体制なのでバカ受け。参照:http://www.youtube.com/watch?v=gr9_uLlH3yk(英文訳もこのままでした)。
- セットリストで順番憶えているものは最初がBamboo Bangaでアンコール曲(全部で3曲くらい?)のうち1曲がGalangだった事と、Paper Planesが終盤で効果的に使われかなりじーんとしたこと。他に順番不明で憶えている曲:Pull Up The People、Bucky Done Gun、Sunshowers、10 Dollar、URAQT、Bird Flu、Boyz、Jimmy、Hussel、World Town、XR2。思ったより2nd曲ばっかりじゃなくて1st曲もやってくれたのが良かったけど、抜けてる中ではHombre、M.I.A.、Amazonもやって欲しかったなあ。イマイチだった2ndの曲もライブで聞いたら良さ再発見したので、それも有意義だった。
- 特に感動したのがPaper Planes ( http://www.youtube.com/watch?v=fCFN1XwDOqE )。2ndで一番好きな曲だし、このグッと来る系の静かめな曲調を、わーっとお客を高揚させた後の終盤でしんみり聞き入らせる感じに持って来たので、ぶわーっと鳥肌たった。バンバンバンカチン!痛々しすぎる..。しかも日本のペンライトやサイリウムにあたるライブ文化なのか、この曲中ずっと照明暗くしててマヤちゃん*4が"LA! Give me your light!"っていって、観客がそれぞれ、ライターの火を点けるか、携帯やカメラのバックライトをかざしてユラユラさせるという現象が起こって更に鳥肌でした。
- どの曲か忘れてしまったけど、「観客を舞台に乗せて踊らせる」は今回もやってた(たぶん毎回やってる)。かくいう私も二階席ながら、普段、大学内の20分くらいの坂道を早歩きするだけでも息切らしてるのに、この体力は一体どこから?というくらい歌い、叫び、踊り倒した(こんなに動いたのは夏のハロコン以来です...!オタクの底力!)。いるよねー運動とか全然できなさそうなのに、ライブでは目の色変えて必死に踊り狂ってるひと。しかもほとんど歌詞憶えてて一緒に歌ってて必死だな!みたいなひと。あ、それわたしです。こいびととか出来てもライブにだけは一緒に行ける気がしない..!