今日も生きてる

手ぬぐいさん達は私の宝物です


新しいアイロンさんが我が家にやってきてくれたので、こないだのキヨビスカでお客様に貸し出した手ぬぐいさん達や、新たに頂いて下ろした手ぬぐいさん達を、洗う。
手前右から、志ら乃さん旧柄、志ら乃さん新柄、正雀師匠、彦丸さん、繁昌亭、市販ものだけど某噺家さんから貰ったチワワ柄、談春師匠、です。初花柄ももちろん持ってったんですけど、自分が使いたいからなんとなくお客さんの目に止まらない所においておいたら自分も使うの忘れたという粗忽ちゃん・・。


プロの落語ファン*1は「手洗い→部屋干し→アイロンがけしながら端っこの糸をちょきちょき」です。愛を感じながら洗い、愛を感じながらアイロンかけましょう(宗教か!)。


そして、落語会に持って行くときは、なるべく演者本人、同流派など、何かしら関連した手ぬぐいを持っていく事。落語協会の寄席に行く時には落語協会浴衣柄手ぬぐいを持ってくとか、上方の人が出るから繁昌亭柄にしたりとか。正雀師匠と彦丸さんの林家格子*2は古典で使いやすいのか、何度か、演者さんが高座で使う手ぬぐいと、「あ、今日わたしも林家格子でおそろーい」という事がありました。あと弟子が師匠の手ぬぐい使ってたり*3、自分の好きな噺家さん同士*4が手ぬぐい使ってたりすると何か微笑ましいですねえ。

*1:←商売じゃなくてライフワークという意味で

*2:「林」の漢字を格子で表した柄

*3:喬太郎さんがさん喬さんの手ぬぐい使ってたり

*4:正雀師匠が志ん輔師匠の柄使ってたり