今日も生きてる

根多リクエスト

らく次さんに、「今まで私がやってない根多で今後どんな噺が聞きたいかとかありますか」と問われ、なかなか悩み、ぼんやりそれをシミュレーションしながら帰宅。前から書いてた『怪談』と『怒りもの』は言って来ました。


個人的に好きな噺って、『厩火事』、『野ざらし』、『宮戸川』、『たちきり』、『替わり目』で、らく次さんはこのうち『野ざらし』と『宮戸川』も既に持ってるし、『たちきり』『替わり目』は所帯染みてからでしょう(『たちきり』は若い人がやったらクサすぎだよね)。でも『厩火事』もイメージが湧かない。本人でイメージが湧かないとやたら頭の中にひな形として志ら乃さんと志らくさんの落語が出て来て更にうまく想像できないのでした。


あと好きなのは柳家〜な感じの軽い噺ですが、それは前座噺とだいぶかぶってくるし、メジャーどころは既に持ってるのも多かろうから逆に難しい。・・江戸っ子なもの、持ってそうだけど『強情灸』『天災』『時そば』きいたことないな。粗忽者系もあんまり聴いた事ないかも。『堀の内』、『粗忽の釘』。


姿勢がいいから武士が出てくるもの・・『岸柳島』は持ってるので、『花見の仇討ち』とかいけそう。『湯屋番』面白いので『七段目』もどうかしら。全然想像はつかないけど『天狗裁き』。諸先輩のアレンジにどう対抗するか?『片棒』(これも持ってそう)。『船徳』。『あくび指南』。『お見立て』もう何でも聴いてみたい気がして来た。夢が広がる・・。