今日も生きてる

ル・プティ・ニ寄席

於:カフェ ル・プティ・ニ(目白)

〜お番組〜
入船亭遊一 『たがや』
入船亭扇里 『質屋庫』

「私たちにとっての美形落語会はル・プティ・ニ寄席です。一緒に行きましょうよ!」と連れ(Mさん)を誘ってル・プティ・ニ寄席へ。好きなんです、この会自体。もちろんこの入船亭の若い衆二人も好きなんですけど、会のなんとなく緩やか、穏やか、和やかな感じが心地よいのです。前に2回ほど来た時はゆうゆうスペースでしたが、どうもここんとこご盛況な様子で、今日もぎゅうぎゅう20人あまりのお客様。


遊一さんの『たがや』は聴きたかったので、花火のまくらでガッツポーズ。うーーーん、いい声、いい様子。久しぶりにお会い出来てうれしゅうございます。今年初の『たがや』。今年初の『青菜』もたぶん遊一さんになる予定。さて『船徳』はどこで聴けるかな?


帰り道連れの人との女子かしましトークが盛り上がり、「遊一さんの事考えすぎて車にひかれないでね」といわれる位はしゃぎました。私とMさんの間では遊一さんの妄想コードネームは「若様」です。あと「扇里さんのさわやかさは他の噺家さんにはいないキャラで貴重だよね」とか勝手な事をいけしゃあしゃあと。


珍しい噺をよくやってくれるのがうれしい扇里さんですが、今「生之助師匠まつり」なんだとか。そういえば私が初めて『質屋庫』を聴いたのも生之助師匠でした。しかし、かなり前に一度きりだったので最後は憶えてなくて、ちょっとひねりのあるオチに「なるほどー」と新鮮な気持ちで感心。オチがじわじわ面白い噺ですね。