今日も生きてる

大門寄席 平成噺し座〜其の八 心機一転〜

於:文化放送ディアプラスホール

〜お番組〜
野末陳平 開口一番・ご挨拶
立川こしら『片棒』
三遊亭王楽『竹の水仙
立川志ら乃火焔太鼓
<お仲入り>
柳家初花『天災』
桂吉坊『豆狸』


志ら乃さんが復活してて最高だった。
あの横浜が大炎上した日を思い出した。
http://d.hatena.ne.jp/stilllife/20060603/1149329212
志ら乃さんの火焔太鼓何回目だっけ?と思ったら3回目だった。何度聴いてもげらげら笑っちゃう爽快感。 しかも進化しつづけてます。


今回、お客整理の不手際、吉坊さんのサゲ間際でスタッフがトランシーバーを鳴らす、王楽さんと吉坊さんの根多出し(吉坊さんは『抜け雀』が元々根多出しだった)が運営側に選ばせてるのに被ってた、など問題が相次ぎ、夢空間及び噺し座運営スタッフに真剣な嫌悪感を抱きました。
何年も落語のプロダクションやってるのに、もっとちゃんと相応の知識を持って監修する人はいないのだろうか。


番組構成にしても、当日出演者の順番を決めるんだったら根多を縛るべきじゃないし、出演者の順番が先に決まってるんだったら、誰が軽い根多・重い根多をやるか、根多や人選は被ってないか、などバランス配分をもっと考えてほしい。大根多が4人も5人も続く落語会なんて途中でダレて当たり前だし、落語ファンは大ネタばかり聞きたいわけじゃなし、実際、『前座噺特集』なんていう企画を楽しみにしているファンも大勢いるんだから、お客は軽い噺の価値も分かっているでしょう。


それでも噺し座が保ってるのは単純に出演者一人一人の人気で呼んでるんであって、通いながらも、こういった運営側の態度に疑問を持つお客は他にも結構いると思う。