『Music and Lyrics』(邦題:ラブソングができるまで)
私は音楽映画が好きで、
ラブコメディが好きで、
ラブコメの時のヒュー・グラントが好きなので*1、
『Music and Lyrics』(邦題:ラブソングができるまで)
ぜったいイイはずと期待に胸をふくらませていったらサイッコーに期待通りで良かった。
サントラも早速買ったし、こちらでは5月に発売するDVDも買おうと思います。
日本では4/21から公開予定。
友だちのポップミュージックを愛する人々に是非見て貰いたいです。
*あらすじ(導入部のみ)
アレックス・フレッチャー(ヒュー・グラント)は80年代に一世を風靡したバンド、その名も"POP!"の元メンバー。しかしバンドが解散してから20年あまり経った今は、落ちぶれたソロ歌手として遊園地やイベントの地方営業をこなす日々。
久しぶりにTV局から依頼がきたかと思えば、『80年代あの人は今』な元スターが集まってボクシングをし合い、優勝したら一曲だけ歌わせてもらうというアホバラエティー番組の仕事であった・・。
しかし、そんな彼の所へなんと、今やブリトニー・スピアーズさえ凌ぐと言われる超人気アイドル、コーラ・コーマン(Colaじゃないよ、Coraだよ)から曲を書いて欲しいと頼まれる。千載一遇のチャンス、これに成功すれば、あんな下らない仕事を生活のためにしなくてもいい!だが与えられた製作期間はほんの4、5日ほどしかない。
歌詞を書くのが苦手なアレックスは、紹介された作詞家と曲作りを始めてみるもうまくいかず、あげくの果てには機嫌を損ねて帰られてしまう。
しかし、いつもの植木屋の代わりでたまたまやって来たオモシロドジッ子バイト女子、ソフィー・フィッシャー(ドリュー・バリモア)の歌に、作詞の才能を感じたアレックスは、彼女と曲作りを始めたのだった・・(つづく)
本家公式(こっちの方が日本版よりかわいい)(予告動画も長いです)
http://musicandlyrics.warnerbros.com/
日本語公式(邦題はパッとしないなー、普通にこの『Music and Lyrics』に引っかかる演出とかあるのに)
http://wwws.warnerbros.co.jp/musicandlyrics/
<<とにかくこれを見て!>>
- ヒュー・グラントが元いたバンド、POP!の劇中劇PV
http://www.youtube.com/watch?v=GuWS4Alp43s
このPVで映画始まるんだけど、開始3分間、細かい80年代演出に膝を叩いて爆笑し続けてしまった。カラオケの映像にありそうな失恋シーン寸劇とその後の下らなすぎる展開にまた爆笑。フリ付けがいちいち下らないわ、ヒュー・グラントがオースティン・パワーズみたいな格好して踊ってるわ、もうサービス満点。絶対『Love Actually』の首相ダンスシーンのせいで今回の仕事が来たんだと思う。ほかにも地方巡業のショーシーンなど、全編で披露されるヒュー・グラントの歌はフツーに巧いし、踊りもキュートで、素敵です。
- 超絶人気ディーバ、コーラ様の劇中劇ステージクリップ
http://www.youtube.com/watch?v=aRnJBrR96qQ
画像荒いし元映像が少ないからクリップとしては良くないですが、とにかくこのスーパーアイドルというキャラクターの劇中完成度を伝えたいです。画質荒くてほんと伝わらないだろうけど、コーラ様は、白人で目が細いのに美人で、瞳が深くて、セリフの言い方とか間とか、なんともいえない不思議な魅力があった。ステージシーンはエロエロなんだけど、素のシーンはなんか妖精みたいで、ふわふわ可愛いの。楽曲はサントラに入ってるのが3曲くらいあって、他はそうでもないんだけど、この"BUDDHA'S DELIGHT"はアイドルポップとしてかなりクオリティ高い。
「エロくて、妖精みたいで、アーティスト肌で、天然なんだけど、、素だと意外といい子っぽい」という、アイドルとして鉄壁の完成度だった。
きゃ、きゃわいいーーー!これはパーティのシーンだから結構ぱっちりメイクだけど、録音スタジオとか自宅シーンで薄化粧の時が私にはツボでした。白くってぷにぷにほわほわしてそうなお顔に、幻想的に緑がかった深い瞳がまっすぐ画面を見つめていて、うっとりと引き込まれたわー。
もちろんメインテーマの"Way back into love"もグレイト!
http://www.youtube.com/watch?v=nTP1eNl7tRE
最後になってしまいましたが、ドリュー・バリモアも十二分にかわいいです。繊細で才能のあるドジッ子。いいドジしてました。
*1:役者としては大好きだけど、お顔の作りはむしろ苦手なので純二枚目役はちょっとツライのです