今日も生きてる

桂文生『馬の田楽』と三遊亭圓彌『紙入れ』


日本音声保存より、
落語歳時記・十六話〜春夏秋冬〜

【落語歳時記・十六話】―春の巻―
◆『囃子長屋』五代目古今亭今輔
◆『長命』桂歌丸
◆『徳ちゃん』柳家さん喬
◆『馬の田楽』桂文生

【落語歳時記・十六話―夏の巻―】
◆『錦の袈裟』古今亭圓菊
◆『お初徳兵衛』十代目金原亭馬生
◆『豆や」三遊亭歌奴
◆『応挙の幽霊』入船亭扇橋

【落語歳時記・十六話―秋の巻―】
◆『目黒のさんま』三代目三遊亭金馬
◆『佐野山』柳家権太楼
◆『紙入れ』三遊亭圓彌
◆『河豚鍋』桂小南

【落語歳時記・十六話―冬の巻―】
◆『かつぎや』四代目三遊亭金馬
◆『初天神』桂文朝
◆『替わり目』古今亭志ん馬
◆『芝浜』八代目三笑亭可楽

いわゆるひとつのオットナ買いをしちゃいました。しかもテープ。むしろテープ。だってCDだったらまだしばらく絶版にならんかなーという希望的観測があるけれど、テープっていつ無くなるか知れないと思って、ちょっとお金に余裕が出来たら即買ってしまおうと思い、ブックマークしながら機会を伺っていました。私は日本音声保存楽天内のショップを経由して買ったんですけど、テキさん、「残数3本」とかいってカウントダウンしてるんだもの。



特に何がほしかったのかというと、それがタイトルの「桂文生『馬の田楽』と三遊亭圓彌『紙入れ』」なのです。文生さんの芸が大好きで、世間的にももっと評価されるべきではーと思っているわたくしであり、でも今後この人CD化されたりするのかといえば疑問であり、だからテープであろうと、どーしても音源が欲しかったのでした。圓彌師匠はちらほらCDに入っている方ですが、誰か私の好きな人が『紙入れ』を特に褒めていて、探してみると、このテープのものしか音源がなかったのです。でも誰だっけ?根本的なことを忘れている。らく次さんかなあ(らく次さんが大学落研時代、圓彌師が顧問で、稽古をつけて頂いたとか、何かと素人時代から想い入れのある噺家さんらしい)。


購入時のアンケートで、「今後商品化してほしいものがありますか?」との質問があり、「三代目春風亭柳好と八代目春風亭柳枝の録音で、他社でまだ出ていないものがありましたら、CD化してください」と書きました。おまえはいったい大正何年生まれなのか。文生さんと圓彌さんのテープを買う上にその要望、24歳、華のF1層なはずなのだけどな・・・。