今日も生きてる

柳家喬太郎みっちりナイト〜男と女〜

平成18年7月7日 於:なかのZERO小ホール

ーお番組ー
柳家喬之助 『寄合酒』
柳家喬太郎 『純情日記〜渋谷編〜』
ペーソス 平成歌謡ショー
柳家喬太郎 『心眼』


会場の都合により19:30開演で仲入りなし。最初のマクラでは「みっちりとか言っておいて時間は短い」なんて言ってましたが、結局ちょっと押して2時間。ネタ自体も重めで充分に喬太郎みっちりナイトでした。


うーん、喬太郎さんて本当にすごい人だなあと、芸の奥深さをしみじみ実感。今も十分輝いてるんだけど、まだまだこれから更に年と共に熟してゆく芸風だと思うので、それを考えると一番末恐ろしい人かも知れない。50歳、60歳の喬太郎さんはすごそうだ。底が見えない井戸を覗こうとしても、奥からは鈍い輝きしか伝わってこない、そんな未知数の迫力を噺家さんから感じて武者震いしたのは、今のところ今日の喬太郎さんだけ。


ちなみに中野へ向かう前には、第二の地元と言える青春の街・下北沢をぶらぶらして感傷にひたっていたので、喬太郎さんに『純情日記〜下北沢編〜』を創って欲しいと思いました。『〜中野編〜』でもうれしいのだけど。<後日追記>