今日も生きてる

玲玲(リンリン)の電影日記(ネタバレなしよ)


この映画といい、イントゥザウッズといい、志らくさんが褒めたり、志ら乃さんが褒めたりすると、志らく好き仲間という、この小さな輪の中では宣伝効果抜群なようで(笑)


皆さんに先んじて、リンリン観に行って参りました。
泣いた、泣いたよ、泣いた、け・れ・ど・も、好きな映画とは言えない。
最初の方にたっぷり描かれた幸せな時間から、最後の展開が急過ぎて、そこから「許し」のカタルシスを迎えるエンディングまでがまたちょっと更に乱暴な勢いだった気がする。リンリンの気持ちは分かるし、魅力もわかるけど・・、そこまで愛せなかったなあ。


起承転結でいえば、「転」の部分で起こった事に「ええええ!」とショックでへこみすぎて、おねーちゃんはそれ以降の展開に気持ちがついていけませんでした。むしろ感情移入しすぎて最後の展開を受け入れられなかったかも。自分が実際に連れ子再婚家庭のおねーちゃんだからかな。私だったら、弟だったら、どうしようとか思いすぎたかも。泣ける、という意味では泣けるんだけど、爽やかな感動ではない。痛すぎる。
お母さんと観に行ったのですが、「お母さんもお父さんも弟もダービンもいい人なのにリンリンひねくれすぎ」という意見で母子の見解が一致しました。


見えない心象風景を含めた映像美、という意味では美しい映画でした。特に最後のシーン。