今日も生きてる

声優&アニメソングミュージックガイド


ライターの某Sさんのことを私の趣味人道の師匠だと勝手に思っている。彼の広辞苑のような知識量+多方面に張り巡らされたアンテナは私にとって貴重な情報源だし、文化に対する真摯な態度もすてきな根っこは熱い九州男児。これヤバイから読んで・見て・聞いて・・といろんなモノを教えてくれる。
個人的に、「遅すぎた渋谷系は早すぎた秋葉系」と言ったのはけだし名言だと思っています。


そんなSさんが「大々的に推している」仕事をしたらしいので、即断即決購入。「手前味噌ながらアニメファン以外にも楽しめる内容になっていると思う、売れたら第二弾、第三弾もやりたい、それにムックなので品切れしたら再販はしないから興味のある人は早めに買ってね」とのこと。
大人買いして志ら乃さん達に差し入れしたら、友達孝行とファン活動がいっぺんにできる、とかアホなこと妄想したりして・・笑)



この本を作っている話は3月某日に秋葉原めぐり*1に連れてってもらった折聞かせてもらっていて、すごく楽しみにしてました。その時に「今『トップをねらえ2!』見てるんだけど、曲がすごいいいよ。それ絶対聞いてみて。」と言ってたら、出来上がった本でちょうどSさんが『トップをねらえ2!』のOP曲を提供しているROUND TABLE featuring Ninoの特集記事担当しててにんまり。
あとSさんは能登麻美子の大ファンなんだけど、彼女の記事に添えられた文章、そこだけアツすぎーと微笑ましく思った。


全体的な感想は、とかく情報量が多いこと!けして悪い意味で読みにくい感じではないし、ほかの一般的な声優雑誌がどんな様子か詳しくないから比較出来ないけど、ミュージックガイドという看板通り、本当に音楽誌寄りという感じ。声優・アニメファン以外でも音楽好きなら楽しめるように作ったというコンセプトも納得の仕上がりだと思います。


私はほとんどまっさらに予備知識なしで読んでるけど、もっといろいろ知ってる人なら「こういう話が聞きたかった」っていう発見が結構ありそう。全然存在さえ知らなかったけど、桃井はるこさんの記事とか特に面白かった。


私とアニメといえば、エヴァとか少女革命ウテナとかにはそれなりに通っているくらいで、今現在進行形のことは全然知りません。オタクという活動が出来るほどの年齢に先駆けて、小学生中〜高学年のとき声優にはまっていた過去はあるのだけど。世代的には三石琴乃石田彰緑川光のラジオとか聞いてた。


自分もそうだからですが、Sさんを筆頭に周りも幅広い趣向で趣味人が多いため、色んな分野で何が話題かというキーワード知識はやたらにあるという状態。アニメだったらエウレカとか、かみちゅとか、涼宮ハルヒとか、言葉だけ知ってるっていう。


何が苦手って、決まった時間にラジオを聞いたりテレビを見たりっていうのをどうしてもうっかり忘れてしまうタチなのと、それ以前の問題で自分の部屋にラジオ聞ける媒体もテレビも無いのです。出来るのはパソコンで音楽聴くのと動画・DVD観るのと読書だけ。漫画は単行本読みでそれなりに話題作抑えているかなー。


基本的に人に薦められたものには柔軟に耳を傾けたいので、最近では前述の『トップをねらえ2!』を4巻くらいまで見ました。坂本真綾ちゃんの評判は聞いてたので、これがですかー、と思ったり。ファーストガンダムもちょっとずつ見てて、・・・うーん、今だなかなか火がつかずにいます。あとロビン西原作のアニメ版『マインドゲーム』も見たな。これは面白かった。こんなマニアックな作品がこれだけ豪華キャストってのも製作の人スゴイ、とびっくりした。


で、『トップをねらえ2!』本編のほうには余り熱くなれなかったのだけど、OP曲のROUND TABLE featuring Ninoの"Groovin' Magic"は最近購入して重聴き中。これは本当にイイ曲。あと本にも紹介されてた『ラムのラブソング』と『恋の呪文はスキトキメキトキス』も某音楽好き友達Oさんが作ってくれたCDに入ってたので今更ながらよく聴いている。この二曲、小林泉美さんという同じ作曲家が書いてたというのはこの本読んではじめて知りました。

*1:初アキバ!初メイド喫茶!しかもAKB48で初アイドルイベント!