今日も生きてる

寿・真打昇進披露興行(落語芸術協会)

平成18年5月6日 於:新宿末廣亭 主任:春風亭昇乃進

〜お番組〜
瀧川鯉斗 『出来心』(たぶん)
春風亭柳太郎 『テレクラじいさん』
春風亭美由紀 俗曲
春風亭柳好 『都々逸親子』
春風亭柏枝 『黄金の大黒』
宮田陽・昇 漫才
春風亭柳桜 『浮世床
三笑亭夢太朗 『たがや』
Wモアモア 漫才
瀧川鯉昇 『犬の目』
春風亭小柳枝 『小言幸兵衛』
<お仲入り>
〜真打披露口上〜(司会:昇太、昇乃進、鯉朝、柳之助、小柳枝、鯉昇、小遊三
春風亭柳之助 『桃太郎』
瀧川鯉朝 『浮世根問』(「蒲焼き」で終わり)
松旭齋小天華 マジック
春風亭昇太 『ストレスの海』
三遊亭小遊三 『持参金』
春風亭昇乃進 『ランニング・ハイ』


黄金週間中の忙しさにしてこの出演人数の多さなので、マトモな感想は控えさせて頂きます。というかすごい下らない感想なのでマジメに読んで怒んないでね。この日はこんな番組に行ったよ、というメモとして更新。はじめての芸術協会寄席。とにかく人数多くてびっくりしたよ。


この前の日の興行に行った人のレポートから、昇太さんが口上の時「続きまして落語芸術協会副会長・春風亭小遊三師匠」と言っちゃったことを知ってたので、昇太さんがゆーーーっくり「さ・ん・ゆ・う・て・い小遊三師匠」と言った時に吹いてしまった。会場中そこで笑ったの私一人で、なんで笑ったか他の人はイミワカラナイという空気と、いっせいに襲いかかる出演者からの注視がやや痛かった(前から2列目・とくに当の昇太さんからカッと目線が・・!)。


そして鯉朝さんの高座でも印象深い出来事が。これは毎度お決まりのセリフらしいのだけど、「瀧川鯉朝でございます。けして不思議な生き物ではありません」という妖精ボイス・鯉朝さんのマクラにまた一人目立って吹き出してしまい、しょっぱなから鯉朝さんに1分間くらい一人でイジられた。


「・・・あんまりそこで笑われると傷つくよ?」「・・・・ほんとに泣くよ?」「・・・・引きこもるよ!?」と、合間にたーっぷりイヤーーな「責める間」を取って真顔でひっぱられ、ネタと分かっていても居たたまれなくなり、「す、すみません・・」と本気で平謝りした。
「あんまり一人を責めてもしょうがないか」と言って噺に戻ったときは、「やっと解放してもらえた・・」と思うほど長い時間に感じた。鯉朝さんコワカッタヨ・・。怒った森の妖精が旅人に悪戯を、みたいな感じで、鯉朝さんに嫌われるとちいさな不幸が訪れそうだよ・・手紙にカミソリ入ってそうだよ・・。