今日も生きてる

3月総括・私と落語はいまが蜜月

聞いた高座数: 63席(初高座から通算70席)
行った落語会・寄席: 9本(初寄席から通算10本)
図書券ならぬ、落語券があったらいいのにな。

1500円、2000円、3000円。
「友達と飲みにでも行ったらそれ位使う」「ちょっといいものを食べたらそれ位使う」と呪文を唱えながら。
でもね、今わたし本当に蜜月にいると思う。3日に一度会があるとして、ある会に行った日から後2日の間、その会のことばっかり考えてて、また次の会がある前日は、明日のことで胸がいっぱいになる。


うちの家の人達は皆もう大人なので、お互いの予定をいちいち関知してない為、こんなに私が落語に行っていることを家族は把握してない。落語に狂っていることは知ってるけど、たぶんここまでとは思ってない。19-21時ごろ決まって携帯が繋がらない娘の怪。


3月記憶に残った高座(時系列):
立川談修 『堀の内』
柳家一琴  『真田小僧
入船亭扇辰 『千早ふる』
立川笑志 『狸賽』
立川談修 『家見舞』
立川談慶 『妾馬』
入船亭遊一 『元犬』(噺よりも犬の顔が・・!)
入船亭扇好 『浮世床
桂才賀 『台東区の老人達』
立川志ら乃 『天災』
立川こしら 『唐茄子屋政談』(あれで記憶に残らないほうがおかしい!)
柳亭市馬 『花筏
春風亭昇太 『壺算』
立川左談次 三遊亭圓歌著『若者よ』を読む
昔昔亭桃太郎 『ぜんざい公社』
三遊亭歌之介 『爆笑龍馬伝


なにしろ見始めなので偏ってるのは勘弁してね。
一番衝撃的だったのは志ら乃さんの『天災』。
「柳の木の気持ちになりなさい」というシーンを思い出すだけで、たぶんあと数週間は笑えるんじゃないかと思う。脳裏に焼き付いて離れません。
こしらさんのは噺のアレンジ具合が激し過ぎたので、あれで記憶に残らなかったら痴呆だと思う。


あの人のこれが聞きたい:
立川談修 『厩火事』(女役が得意と聞いたので是非)
入船亭遊一 『厩火事
入船亭扇遊 『厩火事
入船亭扇好 『厩火事
柳亭市馬 『厩火事
・・すいません、大好きなんです厩火事が。女役が良さそうな人や、いい声の人がやってるのをいっぱい聞きたいです。


あと、
立川志ら乃 『蛙茶番』
これ絶対すごいことになるんじゃないだろうか。


またタイガー&ドラゴンの話になるけども。
小虎がジャンプ亭ジャンプこと、淡島ゆきお(荒川良々)と師匠のどん兵衛西田敏行)両方の『茶の湯』を聞き、
「笑ったのは淡島の『茶の湯』だけどよ、もう一度聞きたいのは師匠の『茶の湯』なんだ」てセリフがあって、そういうのを今実感するね。


今はちょうど自分の好みを手探りで発見していっている所で、マクラは長いほうが好きとか、サゲで間をとってくれないと物足りないとか、声質は大事とか。不動院の帰りではそんな話も熱く語りましたなー。でもこの話は今始めたら長くなりすぎるのでまた日を改めて。
今日も明日も日暮里だ。

-あぶない、あぶない。

そして、一瞬でも気を抜くと他の人との約束を忘れそうだ、ていうか日暮里のこと考えてたら今忘れてた!明後日は日暮里の前に横浜で逢瀬がある。落語に浮かれすぎて忘れない事。