今日も生きてる

かーわーいーいひと


企画が本決まりでないのでオール仮名だけど、劇作家をしている友人の話だ。
(昨日の日記に書いた人ではない、どうも役者とかより作家の友達が多いのは筆マメ同士だからだろうか?)


浅草演芸ホールを出て携帯の電源を入れると、その人から珍しく留守電、しかも「すっごいびっくりさせる話があるから・・またあとで」と入っている。


ナニ、ナニ、ナニそのアオリ?!Xさんがそんな妙な留守電入れるなんてただごとじゃない。普通だったら恋バナ?とか思うけどXさんはそんなことで私に電話かける人ではない。しかも既婚者だ。子供産まれたとか・・?と、どきどきしながら折り返し電話をかけると、


「あーーこれヤバイよー!ちょっとまじでびっくりするよー?Z(私)のオタク心をがっちりつかむ自信があるわ〜」と勿体ぶる。


「えええーなんなのさ!!?」と問うと「Y監督(はっきりいって日本で一番有名な監督の一人!)がシナリオライタ−募集してて、受けてみたらさー、受かっちゃって、これから打ち合わせしていきましょうって事務所の人から連絡きたんだよ。流れるかもわかんないけど、流れたとしてもコネ作ったり出来るかも知れない。」



「ヤーーーバーーーイ!!超すごい!よかったね!よかったね!!よかったね!!!」(その時まだ浅草ホール前にいて、出てくる噺家さんたちに白い目で見られながら一人絶叫していたアタクシ)
「だろ?Zどうよ?もうあれだ、俺にメロメロだろ!自慢できる友達として株急上昇だろ?」
「あははははは!なにそれ(笑)うんメロメロ、メロメロだね!いや前から自慢の友達だけどさ、別に(作品のファンだしね)。でもこれはホンットすごいわーおめでとう!!」


ああXさんてば、37歳既婚者にしてその言い種、アンタ、アホかわいすぎるよ!
本当に良かったね。私もうれしい。


この前会った時
「Zがさー、ちょっとあの、プロデューサー養成講座とか行ってノウハウを勉強してきてさー、オレのこと売ってくれればいいのに。あーさすがにこの年だし、何とかなりたいよー。もう君がやるか、オレがやめるかだ!」
と冗談まじりとはいえケナゲな?告白を頂戴した時も、信頼され具合に胸キュンだったけど、今度も急いでわざわざ報告してくれて、とてもうれしかった。
うまくいくといいね!


これが叶ったら本当、星に祈るような奇跡だ。