今日も生きてる

はじめての落語に行ってきました

携帯が着信すれば
「俺の、俺の、俺の話を聞け〜!」と剣さんが歌い、
メールを受信すれば三味線と鳴り物の*出囃子が流れ、
MP3プレイヤーには落語フォルダ、
落語入門者向けのるるぶのムックを熟読済み。

(*着うた検索して見つけられたのが月の家圓鏡さんの出囃子『木曽節』のみでした)

そんなにわか落語かぶれの私でしたが、ついに今日寄席デビューしました。

日中は羽田まで人を見送りにいったのですが、その後なんとなく予定もないので新宿をぶらぶらしていました。

紀伊国屋で立ち読みしていると紀伊国屋ホールで行われる落語会のお知らせを館内放送していて、「あ、今日こそはじめての寄席に行ってしまおうかしら」と思い立ち、さっそく新宿3丁目の末広亭へ。

もう夜の部が始まって1時間ちょっと経っていましたが、7時45分までなら途中入場してもよいとのことなので、小燕枝さんの途中から見ました。

<2月・下席・夜の部の番組参照>
http://www.suehirotei.com/prg/02shimo.html
↑2007年9月追記:もうデータ消えてましたので当時のかわら版から番組を調べてますと。
柳亭小燕枝、柳家小菊、鈴々舎馬桜、柳家権太楼、桃月庵白酒、三増紋之助、古今亭志ん五、三遊亭圓彌、林家正楽五街道雲助主任でした。


古典落語で分かったのはタイガー&ドラゴンにも出て来た、
小燕枝さんの『権助提灯』と雲助さんの『厩火事
うちに帰ってからるるぶ見た所、誰かが『長短』*1というのもやってました。(まだ顔と名前が一致してなくてメモとかもとらんかったから分からん・・)


初見というのもあってか落語以外の曲芸(コマまわし)とか紙切りとかも「ウヒャー」と素直に感動できた。日本刀の上でコマまわすんだぜ!『フィギュアスケート』なんてお題でも即興で紙切って描くんだぜ!


落語はドッカンドッカン笑かせられるのとは違うけど、なんともいえない和み感がたまらない。所作の美しさといい声も素敵である。そして、メガネ・スーツ・和装は私にとって三大男前割り増しアイテムなのでそれもまたイイ!


ふちメガネで3割増、スーツ/和装でふちメガネだったら5割増だな!でもそれって原形とどめてないけど!

*1:2007年9月追記:古今亭志ん五師匠でした