今日も生きてる

ハチクロ感想まとめ

ハチクロ読み実況スレ
http://d.hatena.ne.jp/stilllife/20050722/1126384793


あの藤原デザインの人たちが「真山は青春スーツ着てるから〜」って言われてるくだりって、正に、「ああ自分も周りの大人にこう思われてるのかなあ。絶対思われてるんだろうな。年も同じくらいだし」と思った。

真山に好意を持つのは山田フィルターもあるんだけど、真山自身に共感できるから好き、ていうのもあるんだと思う。
竹本もはぐも花本先生も共感で好きだ。
だから真山の、「遠いなあ」とか「この痛みひとつで」とかでぐっとくるんだと思う。
「真山かっこいい!」よりも「真山分かるよ!」。「キズつきません」は「真山よう言った!かっこいい!」だけど。まあ誰にどんだけときめいたかは実況スレにも書いたので。

私の好きな人間を究極に要約してくれてるのはやっぱ安吾のコレだ。

「幼稚でも、青くさくても、泥くさくても、なんとか生きているアカシを立てようと心がけているのだ。」
「そして、戦うよ。決して、負けぬ。負けぬとは、戦う、ということです。それ以外に、勝負などありゃせぬ。戦っていれば、負けないのです。決して、勝てないのです。人間は、決して、勝ちません。ただ負けないのだ。」

このダサかっこよさが一番響く。勝てないから戦い続けるってのが一番かっこいい。かっこ悪いからかっこつけるのがかっこいい。

青春スーツ再装着前の野宮さんは、ある意味では逆に彼のほうが素直じゃない若造に見えるというか、ぶってんじゃねえよていうか、嘘くさく思えてしまうっていうか、小ギレイで愛せない。
人間くさい人が好きなんだろうな自分は。あと絶対巨匠:天才<技巧:秀才好きだし。はぐの生徒の倉持くんとか相当愛しいし(笑)
なんか「まとまりやがって!そんな甘くねーだろーよ!もっとバカになりなさいよ!そんな人は信用してやんないから!」って感じなんだと思う。勿論青春スーツ再装着後走り出す野宮はいい。

はぐちゃんが髪結んでキリっとするとこ(22話)とかうずくまって泣いてる所(37話)も相当グっとくる。覚悟を決めた人間は美しい。

でも結局南極単純にもしも、自分の周囲にハチクロのキャラがいたとしたら、皆格好いくてキャパオーバーしてわけわかんなくなるでしょう。選ぶなんて滅相もない。選んでくれた人についていきます(笑)

あと現実問題出会いのタイミングとか年とか、って妄想なのに夢ないな!
いやもう夢なんて見てられないよっ!
色々古傷とかあってそんな余裕ない、ってこの年で言うのはまだ早すぎるかな。
だってあたしすっかり恋愛ビビリだし、日本にはしばらく帰れないし、学問やってるし、タイミングによっては待ってて貰わなきゃならないんだよ?ねえこれ恐ろしいほど本音だよ?山田くんカッコワライつけといてー

ときめくかどうかでいったら真山・野宮(青春スーツ装着後)両方すてきだけど、リアルなシミュレーションで考えたら花本先生か。専攻分野一緒だし。彼は青春スーツと大人安定のバランスが丁度いい。ていうか本当感情移入しすぎだから、真山はリカさんと幸せになるしかもう考えられなくなってるから、妄想さえ出来ない。

あー花本先生と美樹史トークしたい。美術話一晩中聞いてたい。あたし専攻美術史なのも今まで会った先生方に惚れてきたからだしね。これねえオタ子としては専攻とか趣味の話出来るってやっぱ大事ですよ(失敗経験者は語る)。
失ったものの代わりにはなれないけど、あなたの側にいてもいいですか?キズつきません!花本先生ー!テキな。
先生修士とるまで待っててください、あ、大学卒業後に籍だけ入れちゃってもいいですよ?むしろその方が安全パイです(ビビリの私が)。先生が日本に残りたいっていうんなら、あたしもそっちで就職先とか具体的に考えるんで!

つうかなんで「花本先生になりたい」コミュはあっても「花本先生が好きな人」のコミュはないの?別になりたかないよ。むしろ放っといてもなりそうだから、敢えてなりたかないよ。