今日も生きてる

続・大川公一がアツイ!


大川公一がアツイ!のつづき

面白エピソード
・東大卒のくせに自分が何学部何専攻だったか把握してなくて、「たぶん僕の本の著者紹介に書いてあると思うんだけどねえ、何だったっけなあ」

・大学の1年生時、あるクラスの最初でそれぞれ自己紹介しあい、今の奥さんの素敵な第一声を聴いて振り返った瞬間に恋をする。「いやあ、でもいまだにやっぱりあの人が好きなんですよねえ」などとにやつく50代。目下の悩みは「恋愛小説を書きたいんだけど、僕の場合初恋の人が奥さんだから、経験不足でどうしたものかと。」

・奥さんは大変活発な方らしく、私が訪ねて行った数日後には長期でカナダに行くご予定があって、「まったくあの人は僕を置いてすぐどっか行っちゃうんだよ」とかいう言葉とは裏腹に顔はうれしそうで、「でもそんなトコが好きなの!」っていう心の声が大音量で聞こえてきた。もうとにかく奥さんの事を語る時はデレデレしている。「アメリカの友人夫妻がこの前訪ねてきてね、僕はフランス語は割合出来るんだけど、英語は家内の方が出来るから、僕の友達なのに彼女ばっかり喋っていたんだよー(←語調は自慢気)」

・学校のオエライさんな癖に、つい数年前まで、昭和バンカラよろしく泥酔・前後不覚で外で寝込んじゃったとか日常茶飯事で、警察に職質されたり連れてかれそうになることもままあったそうだ。それを見かねた東大時代の学友で警察のお偉いさんになってる人が、「まったくいい年こいて大川はしょうがないなあ、なんかあったらこれを出せば連れてかれないから」と言って名刺くれたらしい。

・2階建て一軒家のご自宅があるのに、それでも蔵書が入りきらず、書庫だけのために借りている別宅アパートがある!読書の速度を聞いたけど、文庫本だったら1、2時間で読めるとか。しかも、今ちょっと代々木上原方面に引っ越しちゃったけど、下北大好きっ子でずっと下北に住んでた粋人かげん。あと、ご自宅はリビングからトイレまで美術品が。なんかデュシャンゆかりの小品とかあってビビった。

・ある夏帰国する前に「○月○日頃から日本に滞在しますので先生とお会い出来ませんでしょうか?ご予定などお知らせ下さいませ。」と日米両方の電話・FAX番号書いてFAXしたら、「電話するの恥ずかしかったから」という理由で葉書で連絡が来た!キャワイすぎる!粋すぎる!